ケイ素と免疫力

ケイ素には、素晴らしい健康効果があります。

それは私たちが病気になるのを防ぐ力、病気になっても回復させる力(免疫力)です。免疫力といっても幅が広く、様々な組織があります。例えば皮膚。皮膚は外界と体内を隔てる最大の免疫組織です。外界にあふれる細菌やウイルスなどの病原体は、皮膚がなければたちまち体内に侵入してきて、私たちは多種多様の感染症に苦しめられることになります。

よく火傷で表皮の20%が損傷すると命の危険があるといわれていますが、あれはまさに感染症の危険を意味しているのです。普段気にもとめていませんが、皮膚は物理的に危険物を排除する免疫の最前線なのです。

また、唾液などの消化液、口から肛門に至る体の内側の粘膜なども重要な免疫組織なのです。唾液などの消化液は殺菌力があり、粘膜表面には、異物に対して働く酵素があります。外界と接する部分は、防護壁として重要な役目をしているのです。

これらの組織にもケイ素が含まれていることを考えると、ケイ素の摂取はとても重要のように思います。

免疫に関わる臓器は他にもあり、その一つが脾臓です。あまり知名度のない臓器で、かつては「赤血球の墓場」「廃棄物処理場」「なくても支障がない」などと散々のいわれようだったのですが、最近の研究では重要な免疫組織であることがわかってきたのです。脾臓は心臓の下、左脇腹付近にあって、大きさは握りこぶしくらいです。内部にザルのような組織があり、そこで動脈から流れ込む血液をろ過して、新鮮な血液にして再び血管に戻す働きをしています。特に古くなった赤血球を濾し取って処理する働きがあり、不要な部分は処分し、まだ使える鉄などは再利用する仕事をしています。

脾臓のザル状の組織の周辺には、たくさんの免疫細胞が待機しており、ザルの目に引っかかった血液中の細菌や異物を拾い上げては処理する仕事をしています。一説によると、ここには体全体の4分の1に上る免疫細胞が集結しており、免疫機能の要といえる臓器なのです。以前は「なくてもいい臓器」と考えられ、胃がんの手術の際など、周辺への浸潤を心配し切除することもあったそうです。すると後に患者さんが、重い感染症になることが多いなど問題が発生し、見直されるようになったのです。

ケイ素による免疫力の試験があり、それによると摂取したラットにおいて免疫細胞が増加し、特に脾臓の力が増強したという結果になり、脾臓由来の免疫細胞が増えたようです。これはケイ素が脾臓の細胞を活性化したことを意味します。また他の実験では、ケイ素そのものにも最近を抑え込む静菌力があることがわかっています。

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