ストレス、アルコールも、微量ミネラルの敵

過度のストレスによって、胃腸に腫瘍ができたりすることがあります。これは、腫瘍の発生を抑制する亜鉛の血中濃度が低くなり、胃に十分供給できなくなるのが原因とみられています。

ストレスによって血液中の亜鉛濃度が下がるのは、ストレスによって肝臓で生成されるメタロチオネインというタンパク質が多くなり、その際に亜鉛が大量に使われるために、血液中の亜鉛が肝臓に集められるためです。銅は、その逆でストレスによって血中濃度を上昇させます。ただ、銅の上昇による人体への影響は、いまだに明らかになっていないようです。

このようにストレスは、体の中のミネラルバランスを崩して病気を引き起こしてしまいます。解明が進めばもっと色々な関連性がわかってくるのでしょう。

アルコールを飲みすぎると、亜鉛が排泄されやすくなり、亜鉛欠乏症になってしまうそうです。肝臓は、タンパク質の代謝を行う臓器であり、ミネラルそのものの代謝も行っています。アルコールを日常的に飲みすぎると、亜鉛が排泄されやすくなるそうです。アルコール依存症やアルコール性肝硬変の人は、一般的に血中亜鉛濃度が低くて、低亜鉛血症になってることが多いのは、そのためのようです。アルコールは、セレンの血中濃度もあげて、肝臓障害を引き起こすという報告もあるようです。

とはいったものの、お酒は美味しいので飲んでしまいます。ですから、ほどほどの量と、普段から体のミネラルバランスを補給し整えておきたいものです。

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