神経の働きにはミネラルが不可欠

神経における情報伝達に電解質化したミネラルが直接関係しています。

神経細胞と神経細胞の連結部分には「ミエリン鞘」という髄鞘によって保護された部分があり、その先にはシナプスという、他の神経細胞と海峡のようになっている部分があります。この連結部分を通して、神経細胞同士が電気的なやり取りを行い、情報伝達をしているのです。

このように神経細胞間に電気的なやり取りが生じるのは、神経細胞の細胞膜の内側と外側が電気的にそれぞれマイナスとプラスになっているからですが、そのように細胞の内側が電気的に異なるのは、細胞の内と外に存在するミネラルイオンの働きによります。

神経細胞における情報伝達では、火薬の導火線のように電気信号がドミノ現象を起こしながら進みますが、ナトリウムイオンは、この現象を促進する働きをしています。そして、電気信号が髄鞘部分を通ってシナプスのところまで届くと、そこから”神経伝達物質”という分子が放出され隣にある神経細胞まで届き、それがきっかけとなって、次の神経細胞でも電気信号のドミノ現象がスタートします。

シナプスにある神経細胞の先端には、神経伝達物質が袋詰めになって蓄えられていますが、その袋を破ってこの物質が放出されるのをサポートしているのがカルシウムイオンです。カルシウムが不足すると神経作用に支障がでる理由の一つは、ここにあるようです。その反対で、マグネシウムイオンは同じ場所で、逆に神経伝達物質が放出されるのを防ぐ働きをしています。

このように、いくつものミネラルイオンがバランス良く作用することで、神経の情報伝達が成り立っているのです。

今の時代は、野菜に含まれているミネラルが減少しているようです。野菜を育てる土壌からミネラルが減り、そして体内のミネラルも補給できずに不足の状態が続いてしまう。今精神に病を抱えている方が、非常に多くいる現状の原因の一つに、ミネラル不足があるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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