「朝食抜き」をすることでダイエットしようとする人は多いです。でも、「力が出ない」、「昼と夜に多く食べるからかえって太る」などの意見もあります。しかしまだ朝食抜きの効用を指示する専門家も多い現状、健康的な生活を目指すうえでは、どちらが正しいのでしょうか? 朝食を食べないほうがいいとする専門家の意見は、「栄養の過剰摂取が問題になっている日本では、朝は抜く方が合理的な選択」とするもの。毎食きちんと取っても、肥満のままでは生活習慣病にかかりやすく、ダイエットも成功しません。
それに、「夜に外食をするのもストレス解消の一つ。朝食を抜いてカロリー制限すれば、ちゃんと痩せる」という意見があります。また、朝は排せつに適した時間帯とされている事実も見逃せません。前日に食べたもののカスを午前中に掃除しておくことが健康につながるのです。
一方である脳の専門家は、「一定以上の血糖値を維持しないと脳がぶどう糖を摂取しにくい」と主張します。食後の血糖値が上がった時に、脳によるぶどう糖摂取が最も効率的になるのです。朝は食べたほうがいいのか、抜くべきか? どちらに分があるとの結論は出しにくい、これが現状です。
朝食を抜くことで1日の摂取カロリーを減らせば、ダイエットの効果は如実に出ます。ただし。昼食や夕食の量がかえって増えてしまう人には逆効果ですから、気を付けたいですね。
健康状態や生活習慣を考えながら、お腹がすいたら素直に食べて、夜は暴飲暴食をしないということが大事です。
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