皮をむくのが面倒だということで、カットされたフルーツが人気のようです。特に、柑橘(かんきつ)類の人気があり、逆に剥く手間のあるそのままの形のフルーツはやや人気がないという情報も。
でも、みかんの皮ならバナナなみに簡単です。ナイフでむかなくてもすむ手軽さから、アメリカでも日本のみかんが人気。海外でもTVを見ながらコタツでみかんを食べている日本人がいるかもしれませんね。
みかんの豊富なビタミンC
みかんの栄養といえば、やはりビタミンC。体内でビタミンCを作り出せない動物は、実は人間とチンパンジーとモルモットだけってご存知でしたか。
風邪とビタミンCには密接な関係があります。「体内にビタミンCが欠乏すると風邪になりやすい」とされていて、昔から「風邪の時はキンカンを食べろ」とか「柿を食べると風邪をひかない」と言われているのも、それらの果物にビタミンCが大量に含まれているからです。
アメリカでは、風邪の患者に一時的にビタミンCを大量に投与するという治療法が公開されています。
ビタミンCが直接風邪の薬になるわけではありません。風邪を予防したり、治したりするホルモンは副腎で作られますが、ビタミンCはそのホルモンを作るための材料になり、風邪のウイルスの繁殖を防ぐのです。
みかんは風邪をひいてから食べても遅いもの。予防のために、みかんを食べるようにするのが正解です。
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