みんなが大好きなりんご。そのまま食べるのはもちろん、ジャムにしたり、ジュースにしたりと楽しみ方もさまざまですよね。ここではりんごの凄さについて説明します。
りんごの主成分は糖分で、主に果糖とブドウ糖が含まれています。ビタミンは少ないのですが、ミネラルのカリウムや、ペクチンやセルロースなどの食物繊維が豊富です。風邪のときにりんごを食べるのは、ペクチンの粘膜保護作用とリンゴ酸の消炎効果があるからです。これは食べ物の消化や血行をよくしてくれます。
便秘によく効くりんご
便秘に効果のある食物繊維。これには水に溶けやすい繊維と溶けにくい繊維があります。それぞれ作用は違って、水に溶けやすい繊維は、腸の中で水分をため込んで脂肪、糖質、タンパク質を吸着して体内へ吸収されるのを防いでくれます。水に溶けにくい繊維は、逆に保水性は低く、血圧を下げるものです。
この両方の繊維質をもった食べ物では、セロリ、レタス、トマトなどなど、そしてりんごです。
便秘には、適度な運動とバランスよい食事が欠かせません。朝一番に冷たい水や牛乳を飲むと大腸の運動が活発になり、すっきり排便を促してくれます。そしてりんごで食物繊維を摂れば、怖いものはありません。
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