炭水化物抜きダイエットは、低炭水化物ダイエットともいわれ、アメリカのロバート.C.アトキンス博士が考案したダイエット方法です。炭水化物中毒の人のためのダイエットで、炭水化物摂取量を制限することで血糖値をコントロールするのが目的。減量や体質改善が可能です。
私たちは1日に必要なエネルギーのうち、半分は炭水化物から摂取します。この炭水化物を全く摂らないことでカロリーを抑え、脂質を代謝させるということで効果が期待されているダイエットです。抜いた分のカロリーを脂質とタンパク質で補う必要がありますので、注意しなければいけません。
正しくおこなえば、血糖値コントロールに役立ちますが、炭水化物(米、パン、麺類、イモ類など)を抜いただけでは血糖値の低下や急上昇などが起こり、逆に体に変調をきたす場合があります。
炭水化物は体に必須の栄養素ですので、「抜く」よりも「減らす」方法のほうが健康的です。おかずや野菜は何を食べても大丈夫というのが嬉しいですね。
炭水化物を抜いた分のカロリーをタンパク質(肉・魚・大豆製品など)、または脂質(油脂類)から摂ります。
もともと私たちに必要な炭水化物を制限するため、精神的ストレス、肝臓への負担や、だるさなどの低血糖症状がある場合も。また、筋肉がやせることがあります。トライする場合は、くれぐれも体調を考え、無理のない範囲で期間を決めましょう。
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