食事のとき、食べる順番を変えるだけで体調を整え、痩せることができます。
まず、野菜を食べて、食物繊維の効果を受けます。これは血糖値の上昇を緩やかにし、脂質の吸収を抑える働きがあるのです。また、量のある野菜を食べることで、満腹感を先に得ることができるため、食べ過ぎを防げます。
多めに摂りたいのは豆類。また、ごぼうやアボカドにも多く含まれます。一般的なサラダに良く使われるキャベツ、にんじん、なす、トマトなどにも含まれています。
野菜をどれだけの量を食べれば良いのかは、それぞれの食事のペースにもよります。多いに越したこともないのですが、あまり野菜ばかりを食べていると、飽きてしまいますのでほどほどに。噛んでゆっくりと食べる習慣は身につけましょう。
食物繊維のあとは、肉や魚などのたんぱく質→ご飯や麺類などの炭水化物という順番。空腹の時は体内の血糖値が低い状態です。そこに血糖値がいきなり上がるような炭水化物を食べると、急な血糖値の上昇を抑えるためにすい臓から「インスリン」が分泌されます。
インスリンは脂肪を体内に蓄えやすくする働きがあるので、血糖値が急に上がる→インスリンが大量に分泌されるという食生活を続けていると、自然と太る体質となるのです。
食べる順番を気に掛ける際のポイント
食べる順番ダイエットの重要なポイントとして、血糖値を急に上げないことが大事です。これが最初に野菜・食物繊維を食べるのはこういうわけですね。
同じ食事の量だとしても、食べる順番を変えることでインスリンの量を減らせますので、脂肪の蓄積量が変わります。ぜひ、試してみてください。
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