年度の後半になると、飲み会が増えますよね。どうしても断れないお誘いや、大好きな仲間とのイベント。お酒とのお付き合いが増えるものです。「ついやっちゃった……」という二日酔いをなんとか避けるため、覚えておきたいことをまとめました。
まず大事なのは、大量に水分補給するということ。二日酔いは体内に入ったアルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドという有害物質がきっかけです。
肝臓のアルコール分解能力でおさまらない飲酒をすることで、翌日まで体内に残ったアセトアルデヒドが頭痛や吐き気、倦怠感などの症状を引き起こします。
これを解消するための最も有効的な手段が、水分を大量に補給してトイレの回数を増やすこと。二日酔いのときは体が脱水状態になっているので、これを防ぐのです。
また、コーヒーを飲むのも有効です。カフェインには、二日酔いによる頭痛を解消したり、ボーっとした頭をすっきり覚醒させる効果があります。利尿作用もあるので体内のアルコールを早く排出できるでしょう。
胃腸の調子が悪くてコーヒーを飲むことに抵抗があるときは、無理をしないように。
飲み物では、トマトジュースを飲むのも効果的です。リコピンがアセトアルデヒドの働きを抑制し、クエン酸がアルコールで荒れた胃の粘膜を修復し、GABAがアルコールで弱った肝臓を元気にします。
熱いシャワーを浴びると、血液の流れが良くなってアルコールの分解が早まります。目が覚めて頭もスッキリするので、すぐに出かけなければいけないという時のシャワーは大切ですね。
効果が現れるまでの時間は人それぞれです。一番良いのは二日酔いにならないようなお酒の飲み方をすることですね。自分の許容範囲を知っておいて、楽しくお酒を飲みたいものです。
この記事へのコメントはありません。