「夏は暑いからシャワーで……」と、浴槽に入らず、シャワーだけで済ます人は多いと思います。確かに、蒸し暑い夜にお風呂を沸かすのも大変と思ってしまいますよね。でも、健康のためにはやはり湯船につかって疲れを取るほうがいいのです。
夏場の入浴について、コツをお伝えしましょう。「少しぬるくて気持ちいい」と感じるくらいが最適です。日本人は昔から高温のお風呂を好みますが、お湯の温度が高すぎると交感神経が刺激され、血圧が急速に上昇するので、体に負担がかかってしまうのです。そうなると、体は興奮状態に陥ってしまうので、入浴後に眠りにくくなります。
理想的なお湯の温度は39度前後。特に夏は、この温度のお湯を浴槽の半分くらいの高さまでためて、下半身だけお湯につかりましょう。
また、汗をかきすぎてバテてしまわないように、窓を開けるか、換気扇を回すなどして十分な換気をしてください。
10分程度の休憩を挟んで何度か繰り返すことで、夏でものぼせることなくゆっくりと入浴することができます。
入浴と健康の結びつきはとても大きなものがあります。さっぱりと汗を流すだけでなく、体のためを考えて、夏でも半身浴を取り入れてみてください。
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