これから季節が変わり、気温が下がっていきます。風邪を引きやすいのもこの時期ですよね……。
体を冷やすと免疫力が下がり、ウイルスが入り込んできます。この時期に風邪を引かないために、より栄養を意識した食事が必要です。
風邪予防にはビタミンAとビタミンC
風邪予防にはビタミンAとビタミンCを摂取します。
ビタミンAは、粘膜の形成に欠かせないビタミン。主にニンジンやカボチャといった緑黄色野菜に多く含まれます。「ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、ニラ」など。こういった緑の濃い野菜を選びましょう。
ビタミンAは脂溶性なので油に溶けた状態のほうが、体内の吸収率が大幅にアップします。ニンジンを生のまま食べるのでは10%しか吸収率はありませんが、おろしてもみじおろしなどにした場合は21%、茹でると47%、さらに油で炒めると一気に80%ととなりなます。
ビタミンCは美肌効果のイメージがありますが、風邪のウイルスに対する抵抗力を高める働きもあります。ただ、ビタミンCは、「加熱に弱い」「水で流れ出てしまう」という2つの弱点がありますので、皮をむいてそのまま食べられるフルーツが一番吸収の効率は良いでしょう。「ミカン、イチゴ、キウイフルーツ」など、人気のフルーツがオススメです。
寒くなるこれからの季節。食卓に、いつも野菜とフルーツを欠かさないようにしましょう。
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