私たちの腸内には、実に100兆という数の微生物がいます。ご存知でしたか?
この腸内の有益微生物が働き、健康を維持できているのですが、普段の食事の添加物などの食事で、これを減らしています。
有益微生物を元気にするのが、日本で健康に良いと言われてきた納豆です。
納豆キナーゼは私たちの身近な善玉菌であり、乳酸菌と同じように、体内に入れば、腸管内のタンパク質の腐敗を止めてくれます。また、脂肪の分解に大きな役割を果たすほか、ビタミンなど、必要な成分を作って、供給してくれるのです。
納豆菌は、有害大腸菌を減らし、体に必要な腸内細菌を増やします。
納豆はかつての軍隊でコレラやチフスの予防に用いられるなど、戦前は抗菌食品として利用されていました。
血栓予防食品としての働き
納豆菌は血栓予防食品として注目を集めています。
血栓性疾患は、日本人に多い脳卒中や脳梗塞、心筋梗塞、狭心症と大きなかかわりがあるとされています。
血液の流れが悪くなり、細胞が弱くなるものではアルツハイマー、糖尿病なども関係があるとのこと。さらには多くの日本人が苦しむ痔もあり、血栓症とも言えるものです。
毛細血管がつまる慢性的な疾患をいれると日本入の病気は、かなりの割合で血栓性疾患ということになります。納豆菌は血栓予防食品として、積極的に摂りたいものなのです。
この記事へのコメントはありません。