人には体内時計というものがあります。基本的にこれは「25時間周期」で、地球の自転周期である24時間とズレているということをご存知ですか?
実は、このズレを解消しないと朝の目覚めがすっきりしない、たくさん寝てもなんだか眠いという状態になることがあります。
ズレを解消する要因のひとつに、規則的な食事の時間帯があります。夕食で予防、朝食で対処することがポイントです。
そして、もう一つ、目覚めを良くする方法のひとつとして、朝のレモン摂取があります。レモンに含まれる「リモネン」の香り、そしてレモン果汁を口から摂取することで、交感神経を刺激して目覚めがよくなる効果があるのです。そして、体内時計のズレをリセットする効果がより高まります。朝のレモン摂取は、生活リズムを正常にする効果があるのですね。
実験結果でわかったレモンの効能
24時間絶食のマウスにリモネンのみを含む溶液、リモネンをほとんど含まないレモン果汁溶液、またはリモネンとレモン果汁の両方を含む溶液を摂取させるという実験が行われました。 すると、時計遺伝子のひとつであるClock遺伝子の量が、コントロールと比較して高くなりました。特にリモネンとレモン果汁の両方を摂取させると効果が高かったとされています。
(株式会社ポッカコーポレーションと、早稲田大学先進理工学部の共同研究)
体をちゃんと目覚めさせて、生活リズムを整えるなら、朝のレモン摂取をお試しあれ。コンビニやスーパーのレモン果汁なら手軽にできますね。
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