寒かったり、辛い物を食べるとすぐに下したり……。胃腸の弱い人は、日々トラブルに見舞われていますよね。ここではお腹のトラブルを減らし、できるだけ良い状態にするための心構えについてお伝えします。
なぜお腹が痛くなる?
おなかの調子が悪くなるのは、普段と違う食べ物と水を摂取することにより体内細菌の構成が変わるから。下痢をするのは、腸が体に悪いものを排出させようとしているからで、この流れに逆らって下痢を止めようとするのは、実は悪いことなのです。
下痢をする人とあまりしない人がいるのは、腸が敏感かどうかということです。下痢をする人のほうが、悪いものを溜め込まないから大きな病気をしないという場合もあります。
日本人の場合、腸が長くて本来は肉食に向いていなかったり、牛乳に弱かったりします。腸が長いからこそ、悪いものが長い間溜まってしまうのですね。胃腸を鍛えるというより、野菜や穀物中心の食生活を心がけ、ヨーグルトなどを食べながら、善玉菌を常に体に住まわせておくのがいいでしょう。
また、なるべく体を冷やすような食事はしないこと。冷たい飲み物は、少し温めるのがいいでしょう。ホットミルクやココアなどで牛乳を飲むようにすると、下痢を防げます。
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