現代人のパワーを生み出す果物として一般的になってきたバナナ。最近では都心部の一部の自動販売機でも売られるようになりましたね。
アスリートの間でも、牛乳などの飲み物と一緒にバナナを食べるのはかなり浸透した習慣のようです。
バナナにはビタミンB1、B2、ナイアシン(B3)、B6などのビタミンB類がバランスよく含まれています。
ビタミンB類は、糖質(炭水化物)や脂質、タンパク質などの酵素代謝に深く関わり、細胞内のエネルギーを生み出してくれるのです。これらが欠乏すると、脂肪細胞中の脂肪がエネルギーに換えられないまま体脂肪として体内に蓄積され、正常な体脂肪率を保てなくなります。
さらに必須アミノ酸のメチオニンやリジンも、ビタミンCや鉄などとともにカルニチンという脂肪の燃焼を促進する成分を作り出します。
このように、バナナに含まれる脂肪燃焼成分によって脂肪を燃やし、ダイエット効果が期待できます。
寝ている間にも、体内の糖類は消費されています。このため、忙しい現代人は朝ごはんを抜く人も多くいますが、手間をかけずにほどよいエネルギー補給ができるバナナは、1日の始まりに適した食品なのです。
ちなみにバナナはとても低カロリーで、1本(100g)あたり約80kcalしかありません。カロリーが低いわりには腹持ちがよいのも大きなポイントですね。
ヨーグルトとの相性を活用
食物繊維や難消化性デンプンを含むバナナと、乳酸菌を含むヨーグルトを同時に摂ることで、その相乗効果によってさらに整腸作用があります。
さらに、バナナに含まれるマグネシウムには、ヨーグルトに含まれるカルシウムの吸収や働きを助ける働きがありますので、バナナとヨーグルトを同時に摂ることで、骨粗鬆症を予防する効果が期待あります。
スイーツとしても美味しいバナナとヨーグルト。うまくメニューに組み合わせて、エネルギーを補給していきましょう。
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