酵素と言えば生野菜、そして生ジュースというのが一般的ですよね。でも、あまり知られていませんが、実は「肉」や「魚」にも酵素はたっぷり含まれています。
酵素には、加熱すると活性力がなくなるという性質があります。肉や魚を食べるときは、生で食べるように工夫してみましょう。
生の魚と言えばお刺身! 魚は良質なタンパク質を含み、さらには豊富な酵素が含まれています。そしてこれは生で食べてこそ、豊富な酵素の力でタンパク質を分解、吸収できるんです。
体の中でタンパク質が効率良く活動するには、
・ビタミンC
・ビタミンB6
・ビタミン12
・パントテン酸などのビタミン類
・マグネシウム
などが必要です。お刺身を食べるときは、ビタミンやミネラルを含む食品と組み合わせればさらに効果的ですね。
また、生の牛肉からも酵素が取れます。生肉にはリパーゼという脂肪分解酵素が含まれており、脂肪を分解して、肥満や動脈硬化を防いでくれるのです。
いわゆる「メタボ」のお腹の脂肪にはリパーゼがありません。これは加熱した脂肪を摂り過ぎたためと考えられています。
軽くあぶった牛肉のたたきやレアステーキならば、酵素が摂取できますので、ぜひ覚えておいてください。この際、やはり生のガーリック、生姜などと一緒に食べれば、酵素のはたらきがより効果的になります。
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