食べてすぐ寝ると牛になる、とよく言われますよね。
これは実際のところ、本当でしょうか?
結論からお伝えすると、絶対に太るとは言い切れませんが、「太りやすくなる」とは言えるでしょう。
食べて寝ると太るのは、昼間はそれほどの危険はありません。
でも、夜の場合は太る確率が高くなります。昼寝のあと寝るというのは、消化を助けます。朝から晩にかけては交感神経が活発なので、それほど体脂肪として蓄えられないのです。
これが夜になると、だんだんと副交感神経に切り替わっていきます。これが、問題なのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経はストレスに対応するための神経で、体脂肪を分解してエネルギーを消費します。副交感神経はリラックスのための神経で、体脂肪を増やしてエネルギーを溜め込みます。
副交感神経が優位になる夜間は、この理論からすると、夕食の量は控えめがベターとなります。なぜなら肥満の原因となる、体脂肪として溜め込みやすい時間帯だからです。食べてすぐに寝てしまうと、さらに副交感神経が優位に。さらに、食べたものが消費されにくくなり、そのほとんどが体脂肪となります。
食べて寝ると太るのか? という問題の答えは、正しく答えれば、「時間帯による」となるでしょう。
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