「生の力」が体内酵素をカバー

日本では焼き魚料理に大根おろしを添えますが、これは食物酵素の消化力を利用した、とても理にかなった食事法です。

この大根おろしには100種類以上の酵素が含まれていて、ご飯のデンプン、魚のタンパク質、魚脂のリパーゼなどを分解します。その他にも、活性酸素を攻撃したり、がん物質を分解する酵素も含まれています。

ですから、大根おろしの汁は捨てずに飲むのがオススメです。酵素が豊富に含まれていて、体の毒出しに必要な食物繊維も一緒に摂れるからです。

海外にも、同じような食の知恵があります。生ハムメロンやステーキのパイナップル添えは、消化を補助します。南中央アフリカの原住民は、パパイアの葉に肉を包んで放置して柔らかくしますが、これはタンパク質分解酵素のパパインが働いています。

それから、食物酵素の大きな力がもう1つ!

すべての動植物に含まれる食物酵素は、自らが死んだ瞬間から体内酵素が動き出し自分自身を分解する力があります。生の肉も野菜も果物も、自分の酵素で自分を溶かすのです。

これは、事前消化といって、食物がある程度分解されるので、私たちは体内での消化活動に自分の消化酵素の使用が少なくてすみます。それが、体内酵素の節約に繋がり、残った分が代謝酵素に回されるのです。

食物酵素は、非常にデリケートで、熱に弱いものです。48度の時に2時間、50度の時で20分、53度で失活します。

酵素の力を生かすには、食を「生」で摂るという事がとても大切です。

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