酵素を摂るために人気のスムージー。冷たいドリンクは、冬は飲みにくいですよね。
アメリカ人には冬も飲めるスムージーでも、私たち日本人にはちょっと冷たいのです。そこで今、ひそかに人気なのが、ホットスムージーです。
酵素を温めても大丈夫?
酵素は熱に弱いものです。ホットスムージーでは、酵素が消えてしまうのでは? と思う方も多いと思います。ローフードで酵素がたっぷりとれるのが魅力のスムージーですが、確かにホットスムージーでは酵素は消えてしまいます。
でも、実は加熱したほうが高まる効果もあるのです。
まず、抗酸化力が高まります。スムージーに人気のニンジン。強い抗酸化作用があることで知られるβカロテンが入っていますが、過熱したニンジンには7500μgと含有率が高まります。乾燥してガサガサになっているお肌には嬉しい効果ですね。
また、リンゴなどに含まれる水溶性食物繊維「ペクチン」も温めると含有量がアップします。ヨーグルトなど乳製品も、温めることでカルシウムの吸収率が上がりますし、何より腸を冷やさないので善玉菌が活発になります。
ホットスムージーは、水ではなく温かいお湯を遣うのがポイント。ただし、ミキサーにかける際は、必ず熱いお湯でなくぬるいお湯か水で混ぜましょう。機械が壊れる可能性もありますので!
温かいものを飲むと、心もほっこりします。ホットスムージーで、寒い冬を乗り切りましょう。
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