よく眠った翌朝は、頭も体もすっきりして、たくさん動けますよね。
睡眠の目的は「体を休めるため」ですが、同時に、酵素の生産の目的もあります。
酵素を使って体内では代謝活動が活発に行なわれているのです。
栄養学から見た睡眠
栄養学では、午後八時から午前四時までは「代謝の時間」とされています。
「代謝」とは、全身すべての臓器の点検、修理、さらに補修作業を行なうことです。古いもの、いらなくなったものを壊し、新しくする作業が体内で行なわれているのです。
この「代謝」をしっかり行なうため、起きて活動している時間帯ではなく、睡眠中にやるわけなのです。睡眠不足になると、酵素の生産が思うように進まず、代謝酵素が不足した状態に陥り、疲れがとれません。
そうなると、他の人よりも老化しやすく、病気になりやすい状態になってしまいます。
酵素の生産効率をアップさせるには、質の高い睡眠を摂ることが大事です。
遅くとも午前0時までには就寝し、7時間はたっぷりと眠りたいものです。就寝前に半身浴をして、体をリラックスさせてあげることもいいでしょう。
睡眠時間を削り、忙しく仕事をこなしても、病気になってしまっては、元も子もありません。
ぜひ、たっぷり睡眠が摂れる生活スタイルを目指してくださいね。
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